江戸木箸を創る「(有)大黒屋」の社長であり、職人である、竹田勝彦さんの言葉をそのまま載せます。”ぬくもりの木箸でおいしいものを味わってもらいたい。毎日そう思ってひとつひとつ心をこめて作っています。こんなお箸使ってみてください。” ”江戸木箸は大正の初期より作り始められ江戸職人の手によって80年の伝統が現在に至って居ります。江戸木箸は厳選された銘木を素材に木そのものの良さを生かした箸です。江戸木箸は使いやすさを求めてつまみやすく握りのよい機能性とデザインを追求し、手仕上げされた箸です。尚、手の感覚は人それぞれ異なる為、長さ、太さ、重さ、よりご自分の手に合わせた箸を幅広く選べる処に江戸木箸の奥深い魅力が隠されております。”
お箸にかけた竹田さんのこだわり、情熱、誠実さがそのままこの言葉に表れています。そして実際のお箸に最もその思いが表現されています。これまでご自分の箸をお持ちでない人にぜひお勧めします。使いやすく、美しい。大事にしたくなるお箸です。お箸の国の人としては、ぜひこの最高のお箸をマイ箸にして下さい。
surouで扱う江戸木箸は「用途別箸」「手彫りの箸」「五角箸」「八角箸」「ずんぐり箸」の5種類です。
「用途別箸」:納豆箸、豆腐箸、手打ち箸(うどん、そば用)→なんといっても有名な納豆箸です。様々なメディアで取り上げられ竹田社長を一躍有名にしたのがこのお箸。納豆の泡立ちが鬼です。贈り物にも喜ばれますよ。(納豆嫌いの人以外に)
「手彫りの箸」:月彫り箸、手彫り箸→五角箸や八角箸がシャープで美しい箸だとしたら、これら手彫りの箸はぬくもりあふれるお箸と言えます。
「五角箸」:八角箸もそうですが、上から先まできれいな五角形になっています。五角形の1角の72度が箸を持つ親指、人差し指、中指にちょうど収まりつまみやすくなっています。個人的におすすめはこの五角箸の利休です。中心付近に少しだけふくらみがあり、五角形が上から先まで維持されつつ、きれいなカーブがあり、それが繊細でとても上品なお箸です。¥8400(税込み)と少し高価ですが、それ以上の価値があるお箸です。
「八角箸」:この箸も上から先端まで八角形です。面の数が8面と多いので柔らかい持ち心地で箸の動きが滑らかになります。
「ずんぐり箸」:長さは18.5センチ。握り部分が太く、先端が細くなっています。お箸の苦手な人や、握力が低下してしまった人でも、しっかりつまめるようになっています。形がユークですが、その実力はなかなかです。お箸の「ユニバーサルデザイン」と言えます。