有名なもんじゃ焼きをはじめ、路地裏や長屋、古びた懐かしさの漂う商店など、東京の下町情緒が今も色濃く残る街、東京中央区月島に2005年9月にオープンしたショプが ”スロウツキシマ” です。
“スロウ” は、もんじゃ焼き屋が軒を連ねる月島西仲通り商店街の1番街と2番街の間の脇道を入ってすぐのところにあります。黒色の木材で囲われたファーザードが目印です。
白色の壁と、足場板の古材を使った床からなる店内は、塗装や什器全て自分たちで仕上げたもので、その不完全さがこの店の特徴を表しているかな、と思っています。(店を入ってすぐの土間の土壁も自分でやったので、思いっきり荒々しくなっています)
また、店内には2脚のソファと、少しですが本をご用意しています。特別に、買い物がなくてもゆっくりしていって下さい。
「surou:スロウ」という名前は「slow」のローマ字表記で、「頑張ることは大切だけれど、たまにはゆっくりすることもいいよね。そんな時間を演出してくれるモノたちを提案していきたい。」という思いでつけました。
月島に多くある路地の風景。それぞれの家の軒下に溢れる植物とその植物ごしに見える家の明かり、そこに感じられる暖かさをsurouから持って帰ってもらおうという思いでもあります。
そんなコンセプトを形にするために、取り扱うアイテムは生活に関する雑貨が中心で、開店当初の「緑」「明かり」「器」「贈り物」という4つに、現在は「ガラス」「家具」「癒しもの」の3つを加えた7つのカテゴリー品揃えをしています。「日本に昔からあるスゴい技」と「デザイン力」がミックスしたものということを品揃えの基本コンセプトにしています。今創られているものだけでなく、古くからあるものを同じ感覚で陳列していきます。
「緑」では、大サイズから小サイズまで豊富なサイズバリエーションのある苔玉(トクサやススキ、紅チガヤ、ラセンイなどの苔玉はひとつあるだけで心穏やかになるアイテムです。:苔玉置きとして提案している和風タイルや瓦も味わいあります)、苔盆栽(品品)、多肉植物(ソルバイソル)。
「明かり」では、東京の墨田区に本拠を構える後藤照明の「ちょっとなつかしいレトロモダンな明かり」や、天然木のやさしい灯りの「mokusei」など個性的な灯り。
「器」では、若き木工職人の川鍋幸宏さんの「木の器」やスタイリッシュな風鈴でおなじみの能作の「錫の器」などがあります。明治から昭和初期に作られたちょい古でかわいい柄の印判皿も人気です。
「ガラス」ではスガハラガラス、左藤吹きガラス工房を取り扱っています。
「癒し物」では神戸の薫寿堂のお香や、能登七尾の和蝋燭、それに日本人女性の為に作られたイタリア製のスキンケア、ヘアケアアイテムのアグロナチュラ。
「家具」では原木を使ったツールや個性的なチェスト、さらに仙台箪笥などの時代家具を揃えています。
「贈り物」に、東京東向島の箸職人・竹田勝彦さんの江戸木箸や、使いやすさとハイセンスなデザインで隠れた名品といわれる剣持勇のsasaカトラリー、手触りの気持ちいいげんろの手ぬぐい 、不思議でスタイリッシュなデザインの時計TO:CAなどを揃えています。
「
今後も随時追加していきますが、どれも、作り手の顔や意図が見え、私たちがカッコいいと思ったものだけを自信を持って選んでいるので、是非1度お店に足を運んで下さい。
月島は、もんじゃ焼きだけでなく路地裏を散策して下町を感じる事もできて、佃や月島あたりの隅田川リバーサイドの景色は昼・夜景とも東京1かっこいいです。そのついでに「surou tsukishima」にも寄っていただければ、と思います。
東京都中央区月島1-10-6
電話&FAX・03-5546-1323
営業時間・
土日祝12:00-21:00頃
火~金13:30-20:00頃
(※悪天時を除きます。)
※平日20:00以降にご来店されたい場合は事前にご連絡ください。
21時頃まで店内をご覧いただけます。
定休日
・月曜日(基本的に。月曜が祝日の場合は営業してます。)
・第2、第4水曜日
電車でお越しの場合・
月島駅(有楽町線7番出口・大江戸線8番出口)から徒歩3分。
月島西仲通り商店街(もんじゃストリート)の1番街と2番街の間の脇道を入ってスグです。(角のみずほ銀行ATMが目印)