岩井さんにより、内部のフレームができあがり、ついに自分らでの作業が始まります。東京湾花火大会の翌日の日曜が初日です。初日ということで、友達6名がお手伝いに来てもらい、計7人で壁のペンキ塗り作業を行いました。かなり黄みがかかった壁紙の上から、白の水性ペンキを塗るという作業と、新たに立てた壁(石膏ボード)の下塗り作業を分担して行いました。ちなみに全員ほぼ初体験のペンキ塗りです。真夏の太陽が照りつける中、作業はまず清掃からスタート。窓や壁を拭いていきます。汚れがひどいところは洗剤を薄めて拭きます。これが不十分だと、塗った後から汚れが浮いてくるので、汗をたらしながら、真剣に拭いていきます。それが終わると、マスキングをしていきます。塗らない所と塗る所の境目をマスキングテープで覆っていきます。これも重要な工程で、これにより、仕上げの奇麗さが全く違ってきます。これが終わってようやく塗り作業がスタートします。
まず、既存の壁紙の上からのペンキ塗り作業です。水性の白ペンキをローラーで塗っていきます。垂れに注意しながら、下から上にローラーを転がして塗っていきます。ペンキの缶には1度塗りと書いてあるのですが、素人集団では、1度目の塗りでは均一に塗れず、完全に乾いてから2度目の塗りでようやく均一に奇麗に仕上がります。またその壁紙上塗り隊とは別に、石膏ボードの壁の下地調整も同時に行いました。これは、石膏ボードの継ぎ目や固定のためネジ止めした所の上からパテを塗り、乾いてから紙ヤスリで磨いて、表面を平滑にするという作業です。これも、仕上げを奇麗にするために必須なものです。しかし、これが本当に大変だとわかったのは作業開始してからでした。まず、パテ埋め自体が難しい。多すぎるとヤスリで削るとき大変だし、少ないと、パテが乾くと、穴が開いてしまう。そしてヤスリがけもある意味命がけです。大量の粉塵が発生するので、ゴーグルとマスクでしっかり防がないといけないのですが、真夏の灼熱地獄の中では息苦しさと大量発汗は想像以上の過酷さでした。予定ではここまでを1日で完成させることになっていたのですが、ペンキ塗りはなんとか終わったものの、石膏ボードの下地調整は半分ぐらいの進行度合いで、初日は終了しました。初日を終わっての感想は結構大変かも。とういのが率直なものでした。
そして翌日は昨日完成できなかった石膏ボードの下地調整の残りと、トイレ内のペンキ塗りを行いました。なんとか、この日で石膏ボード下地調整を終えて、3日目にようやく、その上にペンキ塗りができました。壁が一通り塗り終わると、それらしくなってきて、「なかなかいいじゃん」と汗だくの体で、思ってみました。