すべてはここから始まりました。
物件の契約です。
場所は月島西仲商店街すぐそばでまずまず。しかし、物件自体が店舗としてはそのままでは厳しい感じ。
まず、間口が狭い。玄関はいってすぐに間仕切り壁がある。トイレのドアが店舗内中央に向いている。床が合板フローリングである、などです。
当初から、店内の内装は壁塗りや什器作成は自分らでやってコストを最小限に抑えようと思っていたのですが。
やはり、専門の業者によって、ある程度内部を解体し、基本的な枠組みを再構築してもらわないといけないようです。
うーん。どのぐらいかかるのだろう。それが物件契約の課題でした。


　

　
　
　
　それで、まずどういう店装にするかの図面を引いて、何を業者にやってもらうかを明確にしてから、不動産屋さんが紹介してくれた業者の方に見積もりを出してもらいました。自分らの予算内で出来れば契約、できなければこの物件は見送りと決めていました。でてきた回答はギリギリ予算内（もっともある程度の条件はあらかじめ業者に提示してあったので業者が仕事を取りたいのであればそうしてくるのは当たり前なのですが）。予算が低いために手抜き工事されたら困るなあと漠然と思いながらも、男は度胸、不動産屋さんの社長もスゴく人が良さそうな顔してたし、大丈夫かと思い契約に踏み切りました。
　このとき、その後、大変お世話になることになる、YB工芸の岩井さんとの出会いがあったのでした。